将棋の道場で
最近将棋の道場で、「強くなってきたから下との駒落ち指導頼むわ。」といわれて駒落ちをしているのですが、信じられないほど勝
てません。棋力は四段ぐらいですが、将棋を覚えた時間はそんなに長くありません。道場の席主が親切な方で、いい本を貸してくれたり、次々と県代表クラスの競合や、アマチュアの元タイトルホルダーの方と優先してぶつけてくれたのでおそらく普通の人よりも早く成長していると思います。大会も初出場ながらベスト8まで食い込めました。ですがほとんど平手の真剣勝負だったのでまったく駒落ちの定跡、感覚がみについてません。平手で戦って勝てる子供たちや、棋力が相当下の方に駒落ちとはいえここまで負けると悔しいです。駒落ち、特に2枚落ちと飛車落ちを勉強したいのですがどんな本で勉強すればよいですか?
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駒落ちの本は下手向けばかりですからねェ・・・
それでも一応所司七段の駒落ち本は読んでおいた方がいいと思います
それと、上手の(勝ちに行く時の)心得を一つ。
全部守ろうとしては駄目で、それだと全部薄くなってしまいます。
どこか位を取って厚い部分を作って、そこで局地戦に持ち込むのが
コツです。後は、とにかく一手違いに持ち込む事でしょうか。
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3年間6枚落ちで教室で指してきて、ここにきて突然に?2枚落ちを教わるようになりました。仕事や家事の合間にボツボツとやっているので、亀の歩みのごとく・・で、平手がさせません。(動かし方は分かりますが。)2枚落ちになり、4段の人に勝ったことがありますが、先方がゆるめてくれたのだと思います。
駒落ちの本ですが、すでに他の方の意見にもありましたが、私が参考にしている本は、所司司和の「駒落ち定跡」、先崎学「最強の駒落ち」です。駒落ちは、下手側にたって書かれている部分が多いですが、先崎さんの本は、上手がやられてばかりもつまらない・・・ということで、上手側にたっての指し方も多くのっています。私のほうは、所司さんのほうが終盤までの解説があることと、変化が多くのせてあること、また何より棋譜がたくさんあって見やすくて、重宝しています。難点は厚くてかさばるので持ち歩けないことですが、2枚落ち、飛車落ち、角落ちに多くのページがさかれています。
両方ともアマゾンの中古で買いましたが、先崎さんのほうは定価よりも高い値段での購入しかできませんでした。
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先崎学の「最強の駒落ち」 上手でも2枚~8枚落ちまで学べると思います。
飛車落ちや角行落ち及び香車落ちは明解な定跡は無いと思います。
あくまでも指導対局だということも忘れないようにしてください。
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駒落ちは本で勉強しようとすると意外と難しいかも知れません。
なぜなら駒落ちの本はまず下手目線で書いているからです。
私はまだ初段になる前から後輩相手に駒落ちで指導していた為
割と駒落ちは得意な方ですが、
駒落ちでの上手の基本的な陣形を知っているくらいでほぼ我流です。
私の手合いは2枚落ち以上しか指したことがありませんが
そう言う場合のコツとしては
・大駒を取られて打ち込まれるケースが極めて少ないため打ち込みに気を使う必要はなし。
・盤上に存在する大駒の枚数が少ないため
下手は大駒を攻める手に対し異常に反応する事がある。
・最善手を追い求めるのではなく、相手のミスを誘う手を考える。
・相手の攻めを受け止めるべき所と、受け流す所を見極める。
・桂の跳ねるタイミングは慎重に。
と言う感じで私は指しています。
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駒落ちでどこまで落とすかわかりませんが、僕の中では手裏剣的な役割を考えてる角・飛車を落とす場合は、確実に勝ちにいくなら、桂馬を飛ばしまくるとか、角だけなら、まだいいですが。
とりあえず、どんな戦法でも、詰ませるときは僕は、一点に焦点を合わせるやり方をとってます。
参考になれば幸いです。
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