将棋の定跡書を読んで勉強する際・・

将棋の定跡書を読んで勉強する際・・

実際の将棋盤と駒を使った方が効果的でしょうか？



私は、「Ａ図に戻ります」「問い１４４まで戻ります」などの記述で、いちいち駒を並べなおすのが面倒臭いので、フリーソフトの「将棋道場」を用いて勉強しています。

なぜなら、すぐに枝分かれ始まる局面まで戻せるスピーディーな所や、その枝分かれが存在する所を表示してくれるからです。



ただ、実際の駒と盤をまったく使ってないわけでもなくて、プロの棋譜を見て並べる際は上述の定跡書のわずらわしさが無いので実際の駒と盤を使います。



皆さん、とくにアマチュア高段の方々はどういった勉強をしているのでしょうか？

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かなり昔のテレビ番組ですが、羽生さんが自宅でコンピュータを使って定跡を研究しているシーンがありました。



一番のメリットはデータベース化による時間短縮でしょう。

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最近だったらＰＣ（フリーソフト）を使う人はアマ・プロ問わず多いと思います。

何しろＰＣは「棋譜を忘れない」「持ち駒を間違えない」ですから。



例えば歩の突き捨てがたくさん出てくる角換わり腰掛け銀などでは、

ＯＴＢでいろいろ動かしているうちに「持ち歩の枚数」を間違えてしまいそうです

（まぁ自分だけでしょうが… ＾＾；；）。



反面「融通の利かなさ」もあります。

盤面の小さな変化、例えば▲１七香と▲１八香の差によって違う変化が生まれる場合、

ＯＴＢだったら香車を「スッ」と動かせば済むのに対し、

ＰＣだと「香車を上がった局面」まで戻す必要があります。



中には郷田真隆九段のように「ＰＣの使用に消極的」な方もいるし、

モニターとＯＴＢでは「見え方」「感触」も違うでしょうから、

人それぞれだと思います。

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高段者ではありませんがあしからず。

新しい戦法について勉強する場合は、基本盤に並べます。どういう感覚なのか手で実際に確かめたいし、そうしておかないと実戦で使うときに自信が出ない人なので＾＾；

すでに知っている戦法なら本だけで、頭の中でなるべく並べます。これはめんどくさいからです。

ただ、どちらのパターンにしても終盤の細かいところや複雑な手順などは盤にならべます。それで疑問に思った手をその場で研究しています。 パソコンは棋譜を流してみるだけです（気になったものは並べますが）。