将棋 仕掛けるタイミングと状況による駒組み
街道場二段の者です。後手番四間飛車を大の得意戦法としています。
最近なのですが、中盤の次の手が全くと言って良いほど読めていない感じがしています。
最近は居飛車を指すことが多いのですが、相手が力戦形を挑んでくることや自分が居飛車にはあまり詳しくないというのもあって、見たことのない局面ばかりに遭遇します。
その局面に遭遇してはなかなか次の手が読めません・・・
中盤に入ったら「何となくこれかなー」で指してる感じで、その場ではよくわからないことが多いです・・・
なので、将棋を指してる最中には何が何やらさっぱりわからない状況ばかりです・・・
自分の悪い時なんかはそういう局面で自分からおかしい動きを取ってしまうことがよくあります・・・
何故そうなってしまうのかを考えてみたところ、第一に仕掛けるタイミングがあまりわかっていないというのと、第二にどういう状況なら駒組みを進めていけば良いかの二点がよくわかっていない感じがしています。
これらをできるだけ理解し、自分が次に指す将棋に生かしていきたいと思っています。
これらを理解していくにはどうすれば良いのでしょうか。
このタイミングで仕掛ければ良い、この状況なら駒組みを続けていい、そういった手掛かりを見つけるにはどう考えていくべきなのでしょうか。
簡単に言えるものではないかもしれないので、難しすぎるかもしれません・・・
何か参考になるアドバイスを頂けないでしょうか。
ご回答よろしくお願い致します。
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仕掛けるタイミングは一口にいえる問題ではありませんが、なんとか説明してみます。私は守勢で相手に仕掛けられることが多いのですが、それでも攻勢を取る場合があります。以下の3つがその代表的なパターン。なんにせよ、いろんな人の棋譜を並べて、そういう感覚をつかむのが早道だと思います。私のでも参考になれば。
1.自に価値の高い手が無くて相手に価値の高い手が有る時、仕掛ける。先手には▲5九金、▲6六角、▲3七桂、▲2六歩など価値の高い陣形整備の手があるのに対し後手には何もない。▽7一玉だと5三が薄くなるだけ。こういう時は例え先に何があろうとも仕掛けるしかない。そもそも初手▲3六歩にむかついて先攻する方針で居飛車にしたのですから、仕掛けないと方針に反することになる。
後手:mekuriya394
▲3六歩 ▽8四歩 ▲3八飛 ▽8五歩 ▲7八金 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲3五歩 ▽3二金
▲3六飛 ▽7二銀 ▲1六歩 ▽1四歩 ▲9六歩 ▽9四歩
▲3八銀 ▽6二玉 ▲6九玉 ▽2四歩 ▲7六歩 ▽2三金
▲6八銀 ▽2五歩 ▲7九玉 ▽2四金 ▲3七銀 ▽1三角
▲4六銀 ▽2二銀 ▲1八香 ▽3四歩
2.序盤でポイントを稼げると判断した時。相手が私を振り飛車と決め付けた指し方をしてきたので居飛車にして序盤でリードを奪おうと考えました。
先手:mekuriya394
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽4二玉 ▲4八銀 ▽3二玉
▲4六歩 ▽6二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3八飛 ▽4二金
▲3五歩
3.自が飽和して待つ手が無い時。相手はカウンター作戦です。▽5二飛で5筋の歩を交換すれば▲5九飛で逆用されそう。▽8四歩と伸ばしても、やはり逆用されそう。さほど展望があった訳ではないが、玉形の差を信じて仕掛けました。
後手:mekuriya394
▲7六歩 ▽6二銀 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩 ▽5二金
▲3八銀 ▽3四歩 ▲7七角 ▽3三角 ▲7八金 ▽2二銀
▲6八銀 ▽4四歩 ▲4六歩 ▽5四歩 ▲3六歩 ▽4三金右
▲4七銀 ▽4二角 ▲6六歩 ▽3三銀 ▲6七銀 ▽6四歩
▲6八角 ▽7四歩 ▲3八金 ▽6三銀 ▲5六歩 ▽9四歩
▲9六歩 ▽7三桂 ▲7七桂 ▽4一玉 ▲3七桂 ▽3一玉
▲5八玉 ▽1四歩 ▲1六歩 ▽2二玉 ▲2九飛 ▽7五歩
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