将棋の手合割についての質問なのですが、だいぶ前に将棋道場で、五番に一回しか入らない相手なら角落ち、十番に一回なら飛車落ち、三十番に一回なら二枚落ちと聞いたのですが、これは本当でしょうか。
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あまり、後追い回答はしたくはないですが
経験が多いので回答します。
>五番に一回しか入らない相手なら角落ち、十番に一回なら飛車落ち
これは確かに正しいです。
賭将棋では昔から角落3層と言われていて
角落の手合の場合に平手で指す場合
3勝1敗の比率でトントンになるように、
賭け金を決めるのですが
実際は上手は2連敗すると下手の6連敗相当になるので
取り返すには大変で上手にかかる心理的プレッシャー
がものすごく大きいからです。
従って、純粋に棋力で言うと4-1から5-1に近いです。
ただし、レベルが上がるにつれ上手がきつくなり
プロレベルだと角落は9-1以上の差があると思います。
二枚落はどうでしょうか。
賭将棋などで上手にプレッシャーがかかる場合
でなく、1日に何番も指すのでなくて
1日1局ペースなら上手が100連勝してもおかしくはないです。
しかし、賭将棋などで
金額のハンディで10倍で指すことのできる人は
日本全国探してもそれほどいないと思います。
(自分なら6倍です)
所詮、人間はプレッシャーがかかると、
それほど実力を発揮できないものです。
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五番に一回は角・十番に一回は飛車というのは大体本当だと思いますが、三十番に一回なら2枚というのはどうなんでしょう。結構微妙なところで、場合によりけりではないでしょうか。2枚落ち以上の駒落ち下手は平手と感覚が違ってさしづらい、という話も良く聞きますから。
でも、全体的には大体あってると思いますよ。
これを逆に言うと、五番に一回入るというのはいい勝負ができている証拠なので、「平手でもいい勝負ができないと角落ちでは勝てない」ということになります。
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