なぜ大阪の新世界周辺は将棋が盛んなのですか?
何度か訪ねた事がありますが
なぜ新世界で将棋が盛んなのかわかりません
坂田三吉との関係もあるのでしょうか?
将棋クラブはおっちゃん達でいっぱいですが
大阪以外の県でこういった将棋クラブの光景は見られますか?
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通天閣の近くのことですね。いまあるのは、じゃんじゃん横丁の三桂クラブと王将クラブです。2軒とも、とても歴史のある将棋クラブです。
どちらも、店頭から店内全体が見えますし、道路際の席は店外から、誰かが観戦しています。めったにないんではないでしょうか。
商店街にあるクラブすら珍しいと思います。
もともと、新世界あたりは、大阪でも屈指の繁華街でしたが、だんだん廃れて、おっちゃんばかりの街になりました。近くにあいりん地区があり、暴動が起きたこともあり、すこし前までは、普通の大阪の人は怖がって近づかないところでした。
しかし、「ふたりっ子」というNHKの朝のドラマがヒットしたことにより、通天閣とその下にある歌謡劇場と将棋道場(伝説の真剣師、大田学さんが師範だった)が話題になり、観光客がびっくりするほど押し寄せました。経営不振だった通天閣はウハウハでした。
こわいおっちゃんたちは、恐れをなして、通天閣界隈には出てこなくなりました。
すこしまえまでは大阪人が近寄らなかった、そのあたりは、一躍、大阪で屈指の観光スポット、かつ、串カツやのメッカ、かつデートスポットになっています。
しかし、おっちゃんたちは、なかなか戻ってこず、そのあおりを受けて、おっちゃんたちの遊び場であった二つの将棋クラブの経営は苦しいものになってます。大阪に立ち寄ったときには、将棋クラブにも立ち寄ってあげてください。
通天閣の地下は、「ふたりっ子」に出てきたのとまったく同じ将棋クラブがありましたが、もう閉鎖しています。歌謡劇場だけが残りました。坂田三吉の碑が通天閣の下にあります。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/POI/oosaka/tsutenkaku.htm
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