詰め将棋と実戦のギャップについてですが、実戦で玉を詰ますコツを教えてください。
詰め将棋は短手数のものを地道に解いてきました。(「5手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック2」「5手詰将棋」「7手詰将棋」「あっという間の3手詰」「詰将棋道場」など)
ところが、実戦形の問題集で「即詰みがあります」という問題がなかなか解けないのです。
「詰みがある」というヒントが出ているのに詰み筋がさっぱりわからず、悔しい限りです。
詰将棋の問題集では
・駒が余らない
・部分図なのであまり広い範囲を考えなくていい
というのが大きなヒントになっているように思います。
実戦形で詰みがよくわかるためには、詰将棋の本だけでいけるのでしょうか?
ちなみに実戦形の詰みが分からないというのは、「羽生善治の終盤術」とか「有段者への道案内」(←あまり知名度がない本)とかにある即詰み問題です。
「手数は長いが追い詰み」とか書いてあると、そういう練習は詰将棋の本ではできないんだけどなあ、と思ってしまいます。
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実戦では、やさしい手順で詰ます手を早く読めるようにする必要があります。できれば、一瞬で読めるようになるように練習したほうがよいです。
詰め将棋では、そのような手順で詰ますことはないので、そう考えない癖がついています。それが問題です。
また、詰め将棋では捨て駒をまず考えると早く正解できますが、実戦ではそれは、捨てない手を考えて、そのあとで捨て駒を考えるほうが効率がよいです。
実戦の練習で解くのなら、詰め将棋を解くときにも、急がず、まず地味な手を先に考えてください。そうすることで、実戦で詰め将棋みたいな手しか読まないという悪癖を持ち込まないですみます。
時間がかかりすぎて面白くないといわれるかもしれません。しかし、常にそうしていても、やさしい手を一瞬で読むなら、さほど時間はかからないでしょうし、そうすることで詰め将棋を解けば解くほど、実戦での読みが早くなります。
できれば、もうすこし手数が長くてやさしい詰め将棋をとくことを勧めます。なぜなら、そのような詰め将棋は、やさしい手順が多く実戦向きだからです。
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短い詰め将棋だけでオーケーです。
ちゃんと将棋に必要な読みの鍛錬と、手筋の習得ができますから。
実戦問題は実際に自分がその将棋を指していないので、
なかなか全体像が把握出来てないだけだと思います。
それより本当の実戦で終盤きちんと読むことが大切です。
ちなみに自分は五段ですが、実戦型詰め将棋はほとんど解いたことはないです(全体の0,1%以下)
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羽生名人の棋譜を並べましょう。
詰め将棋は、一つの作品でもありますので、
実戦と少し違うような気がします。
その点、新聞の将棋欄などは、序盤・中盤・
終盤と将棋の流れが良く解ります。
質問者は、中盤から終盤の攻略法があまり
理解されていないように思いますし、最終盤
になり相手王を詰ますには、駒が余ってもか
まわないのですよ。
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